就職や転職で、「自分が何をしたい人」なのかかわからない場合は、まずこれをやってみよう。

なにをしたいのかわからない

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今の仕事が大変だし、興味もわかないし転職をしたいと思っているけど、とはいえ、自分は何をしたいのかわからない

そういう人って、意外に多いと思います。楽して稼げる仕事って思う人もいるかと思いますが、そういう業種というのは限られていたり、転職するにも厳しかったり、とはいえ、仕事もつまらないので飽きてしまったりと。

仕事にやりがいをもったり、社会に役に立っていると思うことって、大切だと思いますが、自分がどういう業種で、やりがいを感じたり社会貢献をしたいと思うかは人それぞれだと思います。

そこで、自分で何をしたいのかわからない人は、転職する前に自分の強みや興味、目標などを明確にすることが大切です。そのためには、以下のような方法がおすすめです。

目次

今までの仕事や学校で楽しかったことや得意だったことを振り返ってみる

今までの振り返りになりますが、ただぼんやり思い返すよりは、自己分析のための振り返りが必要となります。自己分析とは、自分の強みや弱み、価値観や興味などを整理することです。自己分析をすることで、自分に合った業界や職種、企業を探すことができます。

自己分析の方法はいろいろありますが、ここでは「モチベーショングラフ」と「Will・Can・Must」の2つの方法を紹介します。

モチベーショングラフ

モチベーショングラフとは、過去の出来事を振り返って、自分のモチベーションが上がったときや下がったときをグラフにして、そのときの気持ちや理由を書き出す方法です。モチベーショングラフを書くことで、自分が楽しいと感じることや苦手なこと、やりがいを感じることやストレスを感じることなどを客観的に見ることができます。

モチベーショングラフの書き方は以下の通りです。

  1. 過去の出来事を思い出す。例えば、学校やバイト、サークルなどでの活動や、趣味や旅行などでの経験など。
  2. それぞれの出来事について、自分のモチベーションがどのくらいだったかを5段階で評価する。例えば、とても高かったら5、とても低かったら1とする。
  3. モチベーションの評価を縦軸に、出来事の時系列を横軸にとって、グラフを描く。
  4. グラフの上がり下がりに注目して、モチベーションが高かったときや低かったときには、どんなことがあったのか、自分はどんな気持ちだったのか、どんな理由があったのかを書き出す。

これを行い、上がったときと下がったときの理由を考えます。自信で、良かったとき悪かったときを選んだ理由を考える事によって、その原因を分析していくと、自分が大事にしている軸が見えてきます。例えば、仲間と成し遂げることや、困難に立ち向かうことや、自分でコツコツ行ったことに成果が結びついたとか。

そこから、自分のやる気が出る軸や、逆にやる気が失せてしまう軸を発見することが出来ます。

Will・Can・Must

Will・Can・Mustとは、自分のやりたいこと、できること、やらなければならないことをそれぞれ明確にし、自分に合ったキャリアを見つける自己分析の方法です。具体的には以下のようなステップで行います。

  1. 「Will」つまり「やりたいこと」を書き出す。例えば、自分の目標や夢、興味のあること、求める働き方などです。
  2. 「Can」つまり「できること」を書き出す。例えば、自分の強みや特技、資格や経験などです。
  3. 「Must」つまり「やらなければならないこと」を書き出す。例えば、自分に求められていることや必要なこと、社会的な責任や使命などです。
  4. Will・Can・Mustの重なる部分、つまりやりたくて、できることで、やらなければならないこと。これが自分が活躍できる理想的な状況です。

これを図解で表すと、このような感じです

自分がどんな環境で働きたいか、どんな人と一緒に働きたいかを考える

いままで仕事をしてきている中で、ノルマが厳しいながらも達成した人には、しっかり報酬で評価されることや、営業をバリバリやっている人の中で、切磋琢磨して業績を上げることをやっていきたい人なども居ると思います。逆に、ノルマなどはなくても、給料はそこそこもらえて得るものも、そこそこあるというのが良いという人も居ると思います。

職場環境は、好みは人それぞれだと思いますし、求めているものも違うと思いますので、自分がどの志向なのかはしっかり把握する必要があるかと思います。

さまざまな業界や職種について調べてみる

自分がこの業種に興味があり、この分野で社会貢献をしていきたいということもあるかと思います。仕事をしていて、給料がもらえるだけではなく、しっかり社会に役立っていたり、人々の助けになっていくというのは、仕事を行う上で重要な要素だと思います。

まずは、自分に興味がある業種の調査をしていくのが良いかと思います。

転職サイトやキャリアカウンセラーなどの情報源を活用する

世の中には、職種はごまんとあり、その中で自分が知っている業種というのは、意外と少なかったりします。

新卒の就職活動では、有名でやっていることがわかりやすい業種に人気が集まりますが、実際に入社すると、その業種の中でもこの会社は特に優れているといったことも多分にしてあります。また、違った業種を考える場合には、全くを持って未知の世界になりますので、正しい情報を収集する事が大事だと思います。また自分の適性を、キャリアカウンセラーなどに相談することも一つの方法かと思います。自分が悩んでいることや、転職によって実現したいことが、相談することによって整理され、課題が明確になってくることが多いです。

趣味やボランティアなどで自分の興味を追求してみる

体を動かすのが好きだったり、本を読むことが好きだったりすると、その業種や業界などに詳しかったりします。また、業界を知っていることによって、自分が感じている付帯情報と結びつけて、業界の課題を掘り起こすこともできるかと思います。

また、自分の好きな業界で仕事を通じ、趣味仲間に対して業界貢献をすることも出来ます。

まとめ

これらの方法を試してみると、自分のやりたいことや向いていることが見つかるかもしれません。また、やりたいことって思ってより見つけるのが難しく、実際に仕事をしてみないとわからないことも多分にあります。やりたいことが見つからないといって、悩んで前に進まなくなるより、少し自分の特性や過去の経験などを振り返って、興味があることに携わることを考えていくのが良いと思います。

また、自分一人で悩んでいても、大切な時間を消費して正しい答えにたどり着かないことがあります。とはいえ、転職エージェントに相談すると、転職することに誘導されてしまうといった心配もあります。

そうなると、キャリアコーチングサービスがおすすめです。自分のために、相談に乗ってくれる人が、今後の未来を決めるためのパートナーになります。

とはいえ、お金がかかるし、料金も高いのでは

確かに料金はかかりますが、自分の適性を知らずに、転職を繰り返してしまう失敗を考えると、時間を買うつもりで相談してみるのも一つの方法かと思います。

一度、ご相談いただければと思います

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この記事を書いた人

初めまして。普通のアラフィフサラリーマンで転職経験はありませんが、仕事で悩んでいた大事な友人を亡くした経験から、二度とこのようなことを起こさないために、ブログを立ち上げました。

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