上司や部下で、仕事中にずっとしゃべっている人って、対応が難しいですよね。
仕事中にずっとしゃべり続ける上司や部下は、集中力を妨げることがあります。ただし、上司と部下では立場が違うために、対応方法が全く違います。上司と部下の対応方法について、解説していきたいと思います。
仕事中にずっとしゃべり続ける上司の対応法
仕事中に、話しかけてきてずっとしゃべっている上司は、どのように対処すればいいのでしょうか?
コミュニケーションの改善
上司に対して、仕事中の会話を制限することを伝えましょう。具体的な例を挙げて、効率的なコミュニケーションを促すことが大切です。
とはいえ、上司に対して会話の制限を伝えることは、気分を害されてしまう可能性がありますので、慎重に対応する必要がありそうです。たとえば、上司がリラックスしている状態や、仕事に集中している時間帯を選んで伝えましょう。急いでいるときやイライラしているときには避けるべきです。
「最近、仕事中の会話が多くて集中できないことがあります」と具体的な事例を挙げて伝えると、上司も理解しやすくなります。また上司も人間です。相手の立場を考え、尊重しながら伝えることが大切です。
タイムマネジメント
自分の仕事に集中するために、タイムブロックを作成しましょう。上司が話しかけてきたときは、適切なタイミングで対応できるようにしておきましょう。
具体的にタイムブロックとは、例えば予定表の中で、作業時間と入れておくように、空き時間として見られないようにしておくことです。もちろん、その間に集中して事務作業などを行うことによって、仕事がはかどることが期待できます。その場で上司が気が付かなくても、後でスケジュールチェックしたときに「悪いことをしたな」って思わせるのが効果的です。
上司とのフィードバック
上司に対して、仕事中の会話の頻度や内容についてフィードバックを提供しましょう。相互理解を深めることが大切です。
とはいえ、直接上司に会話がうざいというのは言えませんので、例えば別の人の例を挙げて、「仕事中に話しかけられて、仕事がはかどらない」と伝える事によって、ひょっとしたら自分も同じことをしているかもしれないと、気づかせるのが良いと思います。
仕事中にずっとしゃべり続ける部下の対応法
仕事中にずっとしゃべり続ける部下に対処する方法はいくつかあります。以下のアプローチから、適切なものを選んでみてください。
正直に伝える
部下に、仕事中の会話が集中力を妨げていることを正直に伝えましょう。具体的な例を挙げて、効率的なコミュニケーションを促すことが大切です。ただし、強く言い過ぎたり感情的に怒ったりすると、「パワハラ」と言われてしまう可能性がありますので、相手が嫌な気持ちにならない範囲で、正しく伝えることが大事です。
おしゃべりに参加しない
部下が話しかけてきたとき、必要以上に会話に参加しないようにしましょう。自分の仕事に集中するために、適切なタイミングで対応できるようにしておきましょう。ついつい盛り上がって、自分も余計なことを言ってしまいがちですが、そこはぐっと堪えるのが大事です。
上司に相談する
上司に、部下のしゃべりが仕事に影響を与えていることを報告しましょう。上司が適切な対応を取ることができるかもしれません。数名のチームで仕事をしている場合には、自分の上司も部下の行動に気がついているかもしれません。まずは、「あの人、おしゃべり多いですよね」ということで、上司の反応を見ながら相談することが良いと思います。
転職を検討する
単なるおしゃべりで、仕事がはかどらないという場合だと良いのですが、話す内容が稚拙だったり、噂話で聞くに耐えなくて、どうしても我慢できない場合、他の職場を探すことも一つの選択肢です。
まとめ
働き方改革で、仕事を効率的に進めることを推奨されていますが、無駄なおしゃべりは仕事の邪魔になることが多いです。とはいえ、仕事の雑談からいいアイデアが生まれたり、課題の解決方法が浮かんだりすることもありますので、時間を区切ってテーマを絞っておしゃべりすることが良いかと思います。
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