サラリーマンにとって、出世って人生そのものだよね
出世ができなくなってしまうと、失うものもたくさんありそう
昭和の時代は、みんな管理職を目指してがむしゃらに仕事をするのが普通といわれ、頑張れば出世もしていくし給料もどんどん上がると思い仕事をしていた人も多かったと思います。
ですが、平成を経て現在は令和で、出世をしていくことが難しく、40代ぐらいで、先が見えてしまう人も多いのではと思います。
40代で出世できないと分かったら、今後同会社人生を歩めば良いのでしょうか?
なぜ出世したい?管理職になりたい?
そもそもなぜ出世をしたいのでしょうか?管理職になりたいのでしょうか?
給料を増やしたい
やはり、出世は給料を増やすために必要!仕事は大変になるかも知れないけど、給料が増えると家族と旅行ができたり、外食を多くしたりできるし良いことが増えると思う。
同期に負けたくない
新卒入社をして、ヨーイドンで会社人生をスタートしているので、同期に負けてしまうと惨めな思いをしてしまう。上司の評価を高くし、できれば出世をして勝ち組に残りたい
もっとレベルの高い仕事をしたい
会社を発展させていくために、出世をして自分のできる範囲を増やし、部下を育成させながら、利益をたくさん出したい。
ほとんどの人は、給料か同期に負けたくないという人が多いのではないでしょうか?というのも、新卒入社して、横一列でスタートしているので、負けを認めてしまうと惨めな思いをすると思われがちです。
出世ができなくて失うものは「給料」と「権限」
出世ができなくて、会社人生で得ることができないのは、「給料と権限」です。
給料も、今の給料と出世したときの給料の差で、すべての給料を失うものではありません。もう一つは権限です。権限は、ヒト・モノ・カネを自分の裁量で使うことになります。とはいえ、会社の目的に沿って使わなければなりません。
よく、「俺の部下が」といって威張っている人がいますが、部下はその人のものではなくて、会社から預けられて、会社目的を達成するためにマネジメントすることを要請されているに過ぎません。もちろん経費についても同じで、出世すると自由に使える経費は自分の財布と同じと考えている人もいますが、逆に高い倫理観と、投資の観点をつねに要求されます。つまり、1円たりとも無駄金としては使えません。
改めて出世というものを考えると、自分が描いている理想と、会社が描いている理想とのギャップがあることに気づきます。
自分は何をしたい?
自分が大切にする家族や趣味とは、自分の出世は切り離して考えたほうが良いと思います。
「部長ほどの給料が出ないと、できる趣味がない」そう嘆くぐらいお金がかかる趣味をやっているのでしたら別ですが、自分の給料に合わせた人生の楽しみ方は多くあります。また、自分がやりたいことというのが、仕事を通じてしかできないことというのは少なく、仕事以外でやりたいことのほうが多いと思います。そうなると、仕事で時間などを奪われるよりは、自分のやりたいことができるポジションを維持したほうが、幸せは大きいと思います。
出世は「無理ゲー」
会社の仕組みとして、ピラミッド型のヒエラルキー組織が多いと思いますが、その仕組の中で出世できる人は、限られてしまいます。
それに負けて惨めな思いをするよりかは、そもそも出世を重要視せずに、自分の人生を大切にする手段の一つとして、出世があると考えておいたほうが良いです。その手段が全てではなく、他にも手段があると考えたほうが良いのではないでしょうか
まとめ
出世は競争に負けて、惨めだと思っている人もいますが、出世により高い給料を得たい人は、他の方法もたくさんあります。それこそ、転職によって違う人生もありますし、また違った自己実現ができる方法が見つかるかも知れません。
出世を目的にするのではなくて、自分の人生を楽しくするための一つの手段として、出世があると考え、自分の人生を楽しくする方法を考えていくのが良いと思います。
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