ニート(NEET)とは?ニートの語源はどこから来たのか?

ニート 語源

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ニート(NEET)ってちょっとカッコいい響きだけど、なんでニートっていうのかな?どこから来た言葉なのかな?

今や一般的な言葉になった「ニート(NEET)」はどのような語源になっているのでしょうか?

目次

ニート(NEET)の語源は?

ニートは英語で「NEET」と記載し、「Not in Education, Employment, or Training」の頭文字をとって「NEET」となります。

このNot in Education, Employment, or Trainingは翻訳すると「教育、雇用、訓練を受けていない」で、「学校にも仕事にも行っていないし、かといって就職するための訓練も受けていない。」ということになります。そうすると、フリーターは、ある意味雇用を受けているとなりますので、ニートからは外れます。

ニート(NEET)の発祥は?

このニートは、イギリスの若年失業問題に関する労働政策の中で登場してきた言葉になります。「やりたいことが見つからない」として、働きも働く準備もし無い若者に対して、社会から取り残されないために、早期からのキャリア教育が推進されています。

ですが「人間誰しも、やりたいことがあって前向きに生きていく」という前提に立っているような表現となっていますが、ニートの中には、「そもそも働きたくない」「働けない」という人や「今は働かなくても生活していける」という人が多く存在するのではと思います。色んな事情を抱えながら、ニートとして一纏めにされているのかも知れません。

世界におけるニート(NEET)は?

2019年でニート率が高い国は、南アメリカのガイアナ共和国で人口の46.39%がニートという統計調査が出ています。2人に1人がニートという非常に高いニート率となっています。

一方日本は3.14と、約30人に1人がニートで世界のニート率ランキングでは102位となっていて、比較的低い割合となっています。

引用:GraphToChart. 「全世界のニート(NEET)の割合ランキング」. 最終更新:2023-09-20(参照日時:2023-11-08)

厚生労働省のニートの定義は?

では、厚生労働省ではニートをどう定義しているのでしょうか?

「ニートとは15∼34歳の非労働力(仕事をしていない、また失業者として求 職活動をしていない者)のうち、主に通学でも、主に家事でもない独身者」

ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究(厚生労働省)

語源とは異なり、厚生労働省ではニートを独身者に限定しているようです。主婦や主夫のひとを除外するためにこの表現になっているのではと思います。

日本のニート率は低いが

ニート率は低いですが、今後は高齢者が増加の一途をたどり、社会保障費の多くは高齢者に向けられることになります。その社会保障費は税金が財源となり、若年層が高齢者を支える構図は当分続くことになります。「高齢者を支えるために働きたくない」と思わる人も多いと思います。

ニートの今後は?

「働かざるもの食うべからず」という言葉がありますが、まだ若いうちは、親の収入などを頼って生活することは可能だと思います。ですが、親がリタイヤして、年金生活になり、やがて寿命でなくなることになると、ジリジリと収入源が途絶えることになります。その時の年齢が高ければ高いほど、リカバリーが効かなくなりますので、早めに少しでいいから働き始めることが大事だと思います。

少ない収入で働きたくない

そう思う人もいるかと思いますが、誰しも最初っから高収入ってことはありません。最初は少なくても、仕事のスキルを上げていくことによって、収入も上げることが可能となりますし、その仕事であげることができなくても、転職を繰り返しながら、できることを増やしていくことで収入を上げていくことも可能です。

まずは、小さくても一歩を踏み出すことが大事となります。

まとめ

もし、あなたがニート(NEET)で、今は気楽でいいけど、将来は不安だと思った場合には、その小さな一歩として「転職エージェント」にご相談することをおすすめします。

いきなり転職エージェントに行っても、ニートだと門前払いになってしまうのでは?

転職エージェントというと、キャリアを積んだ人がさらなるキャリアアップを目指してお願いする会社というイメージを持っている人も多いですが、ニートやフリーターなどを中心に扱って、高い就職率を誇る転職エージェントもあります。もちろん、転職エージェントは就職先の会社より手数料をもらいますので、登録や相談は無料になり、「ちょっと難しい」と思えば引き返すことも可能です。

是非一度ご相談してみるのが良いと思います。

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この記事を書いた人

初めまして。普通のアラフィフサラリーマンで転職経験はありませんが、仕事で悩んでいた大事な友人を亡くした経験から、二度とこのようなことを起こさないために、ブログを立ち上げました。

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