ニートって、どうせできる仕事がないから、就活するだけ無駄では
ニートを脱出したいけど、仕事をする自信もないしスキルもない
ニートを長く続けていると、社会から離れてしまい、いざ就職すると思っても二の足を踏んでしまいがちです。確かに、同世代の働いている人と距離を感じてしまったり、立派に働いている人と比べてしまい、自分を必要以上に蔑んでしまうこともありますよね。
ですが、
ニートにこそできる仕事はありますが、そのためには一歩を踏み出すことが大事!
まずは、ニートってできる仕事がなく就職できないと思ってしまう理由についてお話します。
ニートって、できる仕事がないと思う理由
学歴や資格を持っていない
仕事をするためには、学歴や何か資格がないと雇ってくれないのではないか?と思われがちです。ネットで求人を調べても、大学卒業とか簿記3級以上など、応募資格が定められているところばかり目がいってしまい、ついつい「自分にはダメだ」と諦めてしまう人も多いのではと思います。実際に、大学で勉強をした知識が必要な仕事はごくわずかであり、企業もその大学での知識を求めているわけではありません。仕事の内容やレベルが高いので、大学を卒業するぐらいの能力を求めているために、そのような募集内容になります。
ですが、まずはそのような学歴を求めない仕事からスタートしていくことによって、社会人をスタートさせることによって、仕事とはどういうものかを身につけていくことをおすすめします。
自己肯定感が低い
これは、幼少期からの親の接し方にもよります。「子供は厳しく育てるべき」と思う親に育てられると、失敗したりすると感情的に怒られて、自分なんかダメだと思ってしまいがちです。そうすると、いつの間にか、怒られないための行動を選択しがちになります。
ですが、たとえ失敗しても、恥をかいても、それがあなたの心の中だけであれば、他人はそれほど気にしていなかったりします。怒られないことを怖がるより、自分で自分を少しでも褒める行動を取ることによって、少しずつ自分が成長していくことを期待できます。
傷つくのが怖い
そもそも、ニートをしていたことを笑われたり、面接でニートをしていたことをナジられたりすると、心を傷つけてしまうことがあります。ですが、業種を選ばずに、経験がなくてもできる仕事からスタートすると、「実は以前フリーターだった」とか「仕事がなくて、何年もフラフラしていた」という人のいる職場である可能性が高まります。そういうところは、ニートに対して寛大な対応になり、わざわざ人を傷つけることをする人も少ないです。
やる気が出ない
今まで仕事をしてこなかったので、改めて仕事をするとなると、今ひとつやる気が出ないことも、あるかと思います。やる気が出ないのは、成果が目に見えなくて、何のためにやっているかがわからないときに起こりがちです。そういう人は、意外に工場など、自分で黙々と仕事ができるところで、目の前のものに取り組んでいくことによって製品が完成し、自分が役に立っていることを実感できます。そういった、小さくてもいいから自分が役に立っていることを実感することがやる気に繋がってきます。
人付き合いが苦手
人間関係が悪化して、ニートになってしまう人も多いと思います。人に気を遣ったり、会話を楽しめなかったりする人も多いですし、人付き合いが煩わしいと感じる人も多いです。そういう人でも、黙々と作業をすることによって給料をもらえる仕事もありますし、警備員など、人と接することが少ない仕事もありますので、選択肢を広げて考えていくのが良いと思います。
ニートでもできる仕事はある!
では、ニートだった人は具体的にどのような仕事に就けば良いのでしょうか?
難しい技術の必要がない仕事
荷物を届ける仕事や、単純作業を繰り返す仕事は、難しい技術の必要ない場合が多いため、ニートでも就ける仕事があります。介護士などは、資格が必要になりますが、それほど難しい資格ではありませんし、企業によっては資格取得を支援してくれるところもあります。得体のしれない事務仕事を始めるよりは、少し体を使いつつも技術をそれほど必要ない仕事から始めていくのが良いと思います。
人とあまり関わらない仕事
人付き合いが苦手な人は、人とあまり関わらない仕事をオススメします。例えば、警備員や深夜のビル清掃員など、自分のペースでできる仕事が良いと思います。また、飲み会が苦手という人でも、最近は職場での飲み会などもアフターコロナで減っていますので、それほど考えなくても良いのかも知れません。
「若い」は財産
年齢が若くて体力があることは財産です。例えば、大型免許を取ってトラックの運転手なども、一人で気楽に仕事が出来ます。また、タクシーの運転手も二種免許が必要になりますが、タクシー業界は人材不足なので、運転免許を持っているのであれば、チャレンジすることも可能だと思います。今後、自動運転で仕事がなくなると言った心配もありますが、年齢が若いあなたは、まずは働き始めるということを重視したほうが良いと思います。
パワハラは減少傾向
もし、昔就職したけど職場でのパワハラでつらい目にあってニートになってしまった場合でも、最近では企業におけるパワハラは減少傾向になっています。企業は、パワハラをしていても、新しい人を採用し続ければ存続していけますが、最近はブラック企業として知れ渡ってしまう事で人材確保が難しくなりますので、パワハラも減少傾向です。また、パワハラは不動産業や建築業等に多いと言われる業種もありますので、業種を変えていくことによって、そのリスクを回避することも可能です。
ニートはまず何をすれば良い?
自分でも仕事ができるかもと自信が出た人は、次の行動を起こしてみましょう。
小さくても良いから一歩を踏み出す
まずは、小さくてもいいから仕事を探すことから始めていきましょう。最近だと、ニートでも相談に応じてくれる転職エージェントもあります。また転職エージェントは企業側からお金をもらうため、自分でお金を払わなくてもOKなので、まずは相談してみることをおすすめします。自信を持って、「ニートですが働ける企業はありますか?」と聞きましょう。
毎日決まった時間に寝て起きる
仕事にもよりますが、社会人になったら決められた時間での出勤を求められます。朝、決められた時間に起きる自信がない人の多くは、夜更かしをして決まった時間に寝ていないことが多いです。決まった時間に寝ることによって、朝は起きやすくなりますので、夜11時になるとスマホは見ずに就寝することをオススメします。
スーツを買う
量販店の安くてもいいので、面接などで来ていくスーツを買いましょう。自分でネクタイを結びいつもと違う格好をすることによって、社会人としてのスイッチを入れやすくなります。また、急に面接となっても焦らないように、使う予定がなくてもまずは購入することをおすすめします。
まとめ
長らく仕事をしていなくても、必ずできる仕事はありますし、最初から諦めるのではなくて、まずは転職エージェントに相談してみることをおすすめします。自分にはダメだと思っていても、能力がないと思っても、実は真面目で一生懸命であることや、コツコツ仕事をしてくれることを、求める企業もあります。諦める前に、転職エージェントに相談をしてみましょう。
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