退職を上司に伝える際に「なんで辞めるの?」と必ず質問されます。その際に、自分から上司に伝える理由によって、自分も気持ちよく会社を辞めてることができると思いますが、
こんな問題のある会社なんて、働いても無駄だと思ったので辞めまーす。
とまで言ってしまうと、もし今後その上司と別の仕事で絡むことがあったら、非常に気まずい感じになってしまったりします。
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会社を辞める人の4割は嘘の理由
会社を辞める際に、散々文句を言ったところで、会社は変わるわけではないですし、変わったとしても自分はすでにいませんので、文句を吐いて辞めてもメリットはありません。
もちろん、新しいチャレンジをしたいといった前向きな退職があって、そのように会社には伝える人もいますが、そういう人ばかりではなさそうですよね。
退職経験者の4割は「本当の退職理由を伝えなかった」
『エン転職』1万人アンケート(2022年10月)「本当の退職理由」実態調査
この調査によると、退職する人の約4割は、会社に本当の退職理由を告げていないようです。では、会社にはどのように伝えていて、実際にはどう思って退職したのでしょうか?
伝えている理由
伝えている退職理由のトップ3はこの通りです
- 新しい職種にチャレンジしたいため
- 別の業界にチャレンジしたいため
- 結婚など介護などの家庭の事情のため
前向きで、自分の事で理由を伝えています。新しいチャレンジをしたいと会社に伝える事によって、今後の関係も継続できる可能性は高いですし、街でバッタリ会っても気まずくはならないと思います。
本当の理由
本当の退職理由のトップ3です
- 職場の人間関係が悪い
- 給与が低い
- 会社の将来性に問題・不安を感じた
正直なところ会社に対する不満が理由になっています。
職場の人間関係は、退職を伝える上司も含まれる場合が多いので、上司に向かって「あなたとの関係が良くないので、会社を辞めます」って言いにくいですし、それを聞いた上司が感情的になって、無駄な喧嘩をしてしまう可能性もあります。
とはいえ、その事を伝えたとしても「俺が悪かった。心を入れ替えるよ」と言われても、「いまさら・・・」って感じになりますよね。
また給与が低いことについては、「安すぎてこれじゃあ遊ぶお金もできない」と思う場合と、自分のことを評価されていないという不満にも繋がりますので、やはり上司には言いづらいです。
会社の将来性は、経営が悪いため将来性がないということに繋がりますので、聞いた人は印象が良いとは言えません。
いずれにしても、会社の人間関係・職場環境・将来性に問題があると、気持ちよく仕事ができませんが、多くの人がその事を会社には伝えていないようですね。
嘘をつく理由
では、退職理由で嘘を言う理由で主なものは以下の通りです
- 円満退社したかったから
- 話しても理解してもらえないと思ったから
- 言う必要がないと思ったから
- 建設的な話し合いにならないと思ったから
- 会社批判になってしまうと思ったから
概ね「諦め」か「大人の対応」という感じでしょうか。退職で上司や同僚と喧嘩をしても、良いことはありませんよね。またどこかで会うこともありますし、元会社の人脈も、仕事のどこかで役に立つかもしれません。そうなると、「嘘も方便」で辞める人も残る人もわだかまりを残さないためにも、いい理由を伝えたほうが良いのではと思います。
まとめ
気持ちよく辞めるためには、多少の嘘も必要そうですが、とはいえ、次の会社が決まっていて希望にあふれる将来に向かうために今の会社を退職すると考えると、会社に伝える退職理由はどうでもいいのかもしれません。
気持ちよく辞めるためには、転職先をしっかり決めることが必要だと思います。
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