うんざりする大企業病の例

うんざり 大企業病

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就職活動を勝ち抜いて、やっと入れた憧れの大企業。これからキラキラした人生が待っていると思いきや、そこは沼より深い大企業病の巣窟だったりします。

大きな致命傷になっていないものの、ジワジワ効いていて、「この会社は今は大丈夫だが、将来はダメかも」って冷静に思うことも出てくると思います。そういった、うんざりする大企業病の例をご紹介します

目次

セクショナリズム

セクショナリズムとは、自分たちのグループや部署の利益を最優先に考え、他のグループや部署に対して非協力的になっている状態を指します。

大企業では、部署間の協力・連携を阻害するだけでなく、業務効率や社員の心理状態を悪化させるだけでなく、企業の信頼度にも関わってくるため放置すると組織全体に悪影響を及ぼします。

気がついたら、他部署との戦いが始まっていることはよくあると思います。具体的に売上を上げ合うということではなくて、必要な情報を渡さないことで、足の引っ張り合いが出てしまうことなど。

事なかれ主義

事なかれ主義とは、ものごとに対し、波風が立たないように対応することを指します。

具体的には、現状維持を第一に考えて実行し新しいことを一切しない状況で言われたことだけを忠実に行う状態です。それで、トラブルなどが発生した場合には、それを隠蔽したり、犯人探しをして誰かに責任を押し付けたり、擦り付けたりして火の粉を払い飛ばします。

大企業病の症状としてよく見られるのが、社員が新しいチャレンジをしなくなることです。社員が「できない理由」ばかりを考えるようになったり、アイデアがあっても上司に提言しなかったりすることがあります。

できるとしても、やって失敗することを恐れて「それってやる必要があるのか」といった、ネガティブな発言をすることも。

社員の不要な業務の作り出しなど

大企業病において、社員が不要な業務を作り出すことがあるとされています。 これは、細分化された業務をこなすようになり、企業全体が高コスト体質となることが原因です

また、大企業病に侵された組織は、ルールや習慣に縛られすぎていることがあります。ルールが多すぎたり細かすぎたりすると、ルールを守ることが最優先になってしまい、効率性を高めるために作ったルールによって、効率性が阻害されるという逆効果の現象になります。

例えば、稟議書などの協議がいい例だと思います。リスク回避や事前周知と課題の洗い出しのために協議先が設定されると思いますが、リスク回避のために協議先が複雑多岐にわたり、自部署としての意見だけでなく個人的な意見に対しても対処する必要が出たりして、結果余計な業務が増えてしまう。特に、部署の立場などと関係なく「やるべき論」を振りかざす人も多いと思います。野球で言うと外野のヤジのようなものですが、それを言っている人がその部署の役職者だったら、回答方法を自部署にも取って検討するなどが発生します。

それ以外にも

組織内部に官僚主義、責任転嫁、縦割り主義、構成員のデグレード化、心身機能の剥奪などがあります。

大企業病の原因は?

大企業病の根本的な原因は、「経営者」です。「社員の意識」とかいっている書籍やサイトもありますが、社員はいくら頑張っても、最終的に意思決定する人が方向を示して、その方向に対して責任をとって進むと明言すれば、社員はその方向に邁進することができます。

ですが、大企業の多くは、経営者が経営をせず、単なる「偉くなった従業員」になっていることが多く、いつも自分の承認をして事業を進めさせようとして、権限移譲と言いながらも実質的な権限移譲ができておらず、失敗をしたら責め立てて、ことあるごとに報告を求めます。

それにより、会社として正しい方向感が示されず、進むべき道が定まらず社員が勝手な動きをしつつも、失敗して失楽することを恐れて新しいことをしなくなってしまい、チャレンジをもできなくなり「事なかれ主義」が発生したりします。

事業としての目標よりも、損益としての目標を立てられて、利益を上げるために外部に対する営業を必死で行う反面、隣の部署の領域まで踏み込んで、利益をあげようとし、それに対する仕返しを行うことによって、セクショナリズムが発生したりします。

経営者と社内で呼ばれている人も、従業員の延長の仕事をしてしまい、トップ営業と称してゴルフや飲み食いを行い、経営者としての将来を見据えた仕事をしないと行ったことに繋がっているのではと思います。

経営者の仕事って?

経営者の仕事は10年後20年後を見据えて、ビジョンである進むべきを示して、取捨選択を行うことだと思います。

ですが、大企業と言われる人は、自分たちが他の大企業に「ご挨拶」に行くことと、他の大企業からの「ご挨拶」に対応することで消耗し、大した提案もない会社に「また何かあったら連携しましょう」とか「こんど一緒に事業をできればと思います」といった、フワッとした約束だけを交わして、大事な時間と労力を消耗し、休日は少しは休めるかと思いきや、取引先とのゴルフや、同業者団体などのゴルフコンペで週末を終え、疲れた体を引きずって、月曜日を迎えます。

おそらく、多くの経営者の人は具体的な提案もない挨拶に意味はないことを気づいているとは思いますが、とはいえ、関係を途絶えさせるわけには行かないとして、継続し、結果として無駄な時間を浪費してしまいます。

また、大企業の経営者は自分が舵を取ることによって、収益や利益が大きく変わることを知らないのか知りたくないのか、損失が出たり会社の経営状況が悪くなったら、従業員の給料を下げてつじつまを合わそうとします。

これから定年退職までうんざりし続ける?

うんざりしてしまう大企業病は、おそらく組織的な問題で経営者がその問題を従業員の問題としている以上は、シャープのように会社が倒産の危機に面して、しがらみのまったくない経営者が入ってこないと改善されることはないと思います。

おそらくですが、あなた一人ではどうすることもできないですし、部署間の調整などをやり続けて大事な仕事に携わることができず、大企業ということで他人から羨ましがられることはあっても、自分と会社の将来に心配し続けて働き続けるというのは、耐えられるでしょうか?

転職エージェントにご相談ください

もし大企業病に侵されてうんざりする会社にい続けるよりは、たとえ小さくても新しい取り組みができたり希望に満ちた仕事ができるのであれば、そのほうがいい場合が良いかもしれません。

ですが、そんな会社があるのかどうかもわかりませんし、自分で探しても出会えるかどうかわかりませんし、出会ったとしても就職できるかどうかもわかりません。

その時に、力になるのが転職エージェントになります。

転職エージェントは面談を通じて、あなたの分析や課題を抽出し、あなたに合った企業の紹介や、エントリーシートの添削や面接練習などを行い、スムーズに転職を進めることができます。しかも、お金は紹介先の企業から転職エージェントに支払われますので、お金の心配はありません。

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最後に

大企業病でうんざりしている間に、貴重なあなたの時間と労力が奪われていきます。それによって、チャンスをのがしてしまうのは大変もったいないと思います。

とはいえ、せっかく入った会社を辞めるのはもったいないと感じることも多いかと思います。

ましてや、難関と言われた企業をせっかく入社したのに、周りからは「もったいない」と思われるかもしれません。

ですが、会社はあなたの人生に責任を取ってくれません。貴重な時間やスキルアップの機会を逃すことによって将来に後悔を残すかもしれません。そうならないためにも、一度転職エージェントにご相談いただければと思います。

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この記事を書いた人

初めまして。普通のアラフィフサラリーマンで転職経験はありませんが、仕事で悩んでいた大事な友人を亡くした経験から、二度とこのようなことを起こさないために、ブログを立ち上げました。

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