一生フリーターで良いし、最悪でも生活保護を受けて生活できればいいや!
そう思っていると、大変なことになる可能性があります。
色んな理由でフリーターになった人がいると思いますが、フリーターが将来アルバイトができなくなった場合、生活保護を受給することができます。ただし、生活保護は厳しい審査基準があり、受給できたとしても最低限の保障となります。
フリーターの将来の不安
なんとなく、自分が働く姿や職業に関してお思い描かなかったり、正社員で働くより程々お金をもらって自由に生活できる方が良い思い、フリーターになる人も多いと思い、まだ若くて、元気なうちは大丈夫だと思いつつも将来の不安は拭いきれませんよね。
将来の不安とは
金銭面で不安
アルバイトの最低賃金は増え続けていますが、とはいえ贅沢な生活には程遠いですし貯金もたまらないと思います。また新型コロナのような感染症のまん延により、アルバイトで働く場所がなくなってしまったりする不安もありますよね。
体力面で不安
今は元気で生活をしていますが、あまり健康診断にも行っていなかったり、体重も増え気味になっていたりと、今は大丈夫だけど将来への不安はありますよね。今と同じように、60歳までアルバイトとして働き続ける事ができるかという不安はあります。概ね、自分の親を見るとその様子がわかりますが、親の世代より食べているものは悪く、運動もしていないようだったら親ほど健康で生きれる保証はありません。
仕事が無くなる心配
これは、金銭面・体力面での不安に繋がってきますが、今は体を使った仕事をできますが、将来は体力面で問題が出てきて、仕事が限られたり、なくなったり、また大きい病気などをしてアルバイトで働けなくなることもあります。それによって、金銭面で問題になり生活ができなくなる可能性があります。
生活保護とは
生活保護は、お金に困っている人を経済的に支援するための国の救済制度であり、日本に永住している人であれば誰でも受給する権利があります。では、どういう人がこの制度を使って生活保護を受給できるのでしょうか?
生活保護はどういう人が受給できる?
生活保護を申請すると、福祉事務所の担当者であるケースワーカーが受給できる要件を備えているかの調査をします。他にも多数要件はありますが、代表的なものをご紹介します。
身内から援助を受けられない
ここで言う身内というのは、3親等内の直系血族とあります。一番遠い人で、両親の兄弟である叔父さんや叔母さん、または兄弟の子供である甥や姪までを指します。
その3親等内の直系血族に対して、援助できるかどうかの確認されて、最終的に誰も援助できない場合に生活保護の受給ができます。
甥っ子や姪っ子は、それまで正月にお年玉を渡していた人もいるかと思いますが、生活保護を受給する判断の際には、その甥っ子や姪っ子に対しても「援助できるか?」つまりお金を出せるかの確認が来ますので、なんとなく切ない感じもしますよね。
身内・親戚に「生活保護を受けている」と堂々と言えますでしょうか?
財産を保有していない
行政の取り扱いによりますが、生活保護の受給には預貯金や土地などの財産を保有していないことも判断材料になります。
行政によっては、液晶テレビや2台目のパソコンも財産として扱われる場合もあり、保有している場合には換金するように言われる場合もあるようです。今どき、テレビもなければ災害時に命の保証もできなくなるはずなのに、前例主義でテレビが贅沢品だったときの名残で、その扱いを踏襲している行政もあるようです。
ある意味「無一文の状況」でしょうか?そこまで自分が追い詰められても良いでしょうか?
就労可能であれば受給できない
就労可能、つまり働くことができる人は、生活保護を受給できません。最終的には、調査をするケースワーカーの判断になるようですが、ケースワーカーが「働ける」と判断された場合には、普通にハローワークを紹介されて就労の支援を受けることになるようです。
本当に「働けない」と言い切れますでしょうか?
生活保護の審査は意外と厳しい
この3つをご紹介しましたが、これだけでも審査の厳しさが伝わってくると思います。これで受給できたとしても、生活するに最低限の保証で、決して楽しく生きられるものではありません。そうなると「生きている」感覚よりも、「生かされている」という感覚に近いのかもしれません。
人間として生まれた以上は、少しでも幸せを感じながら生活をしたいものですよね。
今だったら、人生を変えるチャンスはあります。
就職という選択
最近は、特に20代の人口も減っているので、若いということで仕事を選ばなければ、それほど心配なく就職することが可能です。
「特に知識も能力もないのに、社員として働くことってできるのでしょうか?」
特に知識や能力がないのに、社員として働くことができるかという心配をする人もいるかと思いますが、知識は仕事をしながら覚えていけばいいですし、能力以上に、素直に人のことを聞いて実行してくれる人のほうが、会社では重宝してくれたりします。
正社員で心配の軽減
それで正社員として働く道ができれば、お金や体力の心配も軽減されますし、安定した給料を得ることによって、自分の好きなことや、結婚や子育てといった道も広がってきます。
結婚などが自分には合わないと思っている人も多いと思いますので、それだけが幸せとも限りませんが、少なくともフリーターよりはいろんな心配から解放され、人間らしい生活を歩むことができます。
「今まで正社員として働いたことないのに、自分に務まるだろうか?」
昔ほど会社は、体育会系のノリや軍隊的な規律は少なくなっています。少なくとも、アルバイトでしっかり働くことができるのであれば、正社員としてもしっかり働けると思います。
若さは財産なので早めに動くことが大事
そうなると、1日1日歳を取ってしまいますので、少しでも早く就職活動をすることをおすすめします。迷っていて年齢を重ねてしまうと、大事なチャンスをのがして条件が良いところに就職ができなくなります。フリーターだった人がいきなり就職活動となると、「まず何をしていいかわからない」と思われることも多いですが、いまは転職エージェントという、就職活動をサポートして就職先を紹介してくれるサービスがあります。
転職エージェントは、履歴書の添削や、面接の練習なども行ってくれて、さらに料金は、就職先の会社からもらいますので、あなたが負担することはありません。
おそらくみなさんは、面接で「なぜフリーターをやっていたのですか?」という質問が来たら困ると思っているのではないでしょうか?でも、転職エージェントと一緒にそのような質問の答えを用意しておけば、面接で困ることもありませんよね。
まとめ
フリーターで将来生活保護という選択肢がありますが、それより正社員として働くといった選択肢もあります。仕事が苦手と思っていても、あなたにあった仕事をエージェントがサポートしてくれます。まずは、少しの勇気を出して一歩踏み出してみてはどうでしょうか?もちろんフリーターを続けながら活動することもOKです。